沖縄県宜野湾市の普天間第二小学校の運動場に13日午前10時すぎ、米海兵隊普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリコプターから、約90センチ四方で重さ約7・7キロの窓が落下した。運動場には2年生と4年生ら計約60人が体育の授業中で、窓は児童から10メートルほど離れた地点に落ちた。落下直後に左腕に小石が当たった4年生の男児が痛みを訴えたが、目立った外傷はない。
 

県は在沖米軍に抗議し、安全確認と原因が究明されるまで、CH53だけでなく戦闘機も含む県内の全米軍機の飛行停止を求めた。加えて日本政府には普天間飛行場の5年以内の運用停止の早期実現を要求した。相次ぐCH53の事故で県民の反発は必至だ。  

 
米軍機の部品落下は日本復帰後、7日の緑ヶ丘保育園の事案を含めて今回で69件。

 
窓はアクリル製とみられ、外枠は金属製だった。宜野湾署が現場で検証し、窓を回収した。業務上過失傷害などの容疑で立件が可能かも含め調査を進める。

 
県庁で県の抗議を受けた米海兵隊太平洋基地司令官のポール・J・ロック准将は謝罪した上で「(落下事故時)CH53は全て普天間飛行場に帰還させ、現在は飛んでいない」としたが、県が求めた全機種の飛行停止要求には明確な回答を避けた。
 
 
翁長雄志知事と吉田勝広政策調整監、佐喜真淳宜野湾市長は13日、事故の報を受けてそれぞれ現場を確認した。翁長知事は14日、上京し政府に抗議する。

 
普天間第二小の喜屋武悦子校長は現場で沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長に同校の上空を飛行しないよう求めた。喜屋武校長は取材に「飛ばないとの回答がなければ運動場の使用を再開できない」と語った。

 
県警は米軍に対し、口頭で窓が外れた機体の調査や乗組員の事情聴取を求めたが、米軍側から回答はないという。

 
小野寺五典防衛相は13日、羽田空港で記者団に、米軍に飛行自粛を求める姿勢を示した。中嶋防衛局長は米軍側に飛行停止を求めた。

 
防衛局によると、窓は操縦席の左側。ヘリが離陸直後、小学校付近を通過した際に外れて落下。ヘリは直後に飛行場へ戻った。

 
県の富川盛武副知事が13日午後、川田司沖縄担当大使と中嶋防衛局長、ロック基地司令官、ジョエル・エレンライク在沖米総領事を県庁に呼んでそれぞれ抗議文を手渡した。


だからさっさと辺野古を完成させて普天間の機能をそっちに移せばいいんだよ。しかし、何で窓枠なんか落とすかねえ。機体が古いんだろうな。そう言えば空自のF4も風防を飛ばしたことがあったなあ、・・(^。^)y-.。o○。


日本ブログ村へ(↓)