12日の日経平均株価は、米株高が支えとはなっているが、3連騰で利益確定に走りやすく、後半下げ幅を広げ、前日比72円56銭安の2万2866円17銭と4営業日ぶりに反落。東証1部の出来高は16億62万株、売買代金は2兆5106億円。騰落銘柄数は値上がり910銘柄、値下がり1024銘柄、変わらず113銘柄。市場は、前日までの3日間で760円以上上げただけに2万3000円を前にして一服状態だ。ただ、買い上がる材料に乏しく、これから外国人投資家が減っていくことを考えると指数を一段と押し上げるのは難しいのではないかとやや控え目のようだ。
12日の東京外国為替市場でドル・円は小動き。前日の米国時間はニューヨークにおける爆破事件の影響は限定的で、米株高や米長期金利上昇などを受け底堅く推移。朝方は1ドル=113円半ばで推移した。ただ、日中は目立った材料がないことに加え、今日から始まるFOMCの結果を極めたいとの思惑が強く小動きに終始。午後も113円50銭を挟み狭いレンジでのもみ合いとなった。
今日の個別は日経平均が下げた割には個別銘柄は元気がいい。下げたのはトヨタだけでこれもほとんど変わらず程度だった。一方で三菱UFJは2%台、三菱重工とコマツは1%台、ホンダ、IHI、パナソニックもそれぞれ小幅ながらしっかり上げている。しかし、この先、クリスマス休暇で外国勢が撤退するとこれ以上に買い上げるのは難しいだろう。
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