8日夜、東京・江東区の富岡八幡宮で宮司の女性ら4人が死傷する事件がありました。長い歴史があり、地域の人々からも親しまれてきた神社で、なぜ弟が姉を殺害する事件が起きたのか背景を見ていきます。

事件に関わったのは4人です。富岡茂永容疑者(56)と殺害された長子さん(58)は、弟と姉の関係です。そして、茂永容疑者の妻・真里子容疑者(49)、長子さんの運転手を務めていた男性(33)の4人です。

茂永容疑者が姉の長子さんを殺害し、妻の真里子容疑者が運転手の男性を刃物で切り付けて重傷を負わせました。その後、茂永容疑者は妻の真里子容疑者も殺害し、自らも刺して自殺をしたとみられています。

なぜ、茂永容疑者は自らの妻も殺害したのか、容疑者自身も死亡しているため理由は分かりません。そして、姉の殺害に至った動機は神社の「宮司」という地位を巡るトラブルがあったとみられています。



「宮司」は神社の長で、その下に「禰宜(ねぎ)」や「巫女(みこ)」といった人たちがいます。宮司は会社でいえば社長のような立場で、神社で一番偉い地位です。

富岡八幡宮の宮司は1995年に茂永容疑者が父親から引き継ぐ形で就任しました。しかし茂永容疑者は6年後の2001年に一身上の都合で退任し、再び父親が宮司に就任しました。その後、2010年に父親が高齢となったため、姉の長子さんが宮司の代理に当たる「宮司代務者」という職に就き、実質的に神社を取り仕切っていました。

しかし2002年には、長子さんが「親族間のトラブル」を警察に相談していて、茂永容疑者とは長年にわたってもめていたと思われます。


この凄惨な事件も結局神社の利益をめぐる身内の骨肉の争いだったようだ。被疑者も金遣いが荒く身持ちが悪くて宮司を解任されたが2億円の退職金とその後も遠所を受けていたようだ。被害者もホストクラブで一晩に100万を使い、境内に500平米の豪邸を建てるなど金遣いが荒かったようだ。そのために神社本庁から宮司就任を却下されて神社本庁を離脱してしまったようだ。富岡八幡宮クラスの神社だと正月3が日の賽銭は1億円ほど、その他、神社経営はすべて宮司の一存で決まるのだそうだ。要するに年間で何億と言う金が入るわけで結局はその金をめぐる骨肉の争いだったようだ。八幡宮は戦いの神様だが、何と思ってこの骨肉の争いを見ていたのか。もっとも神様がいればの話だが、‥(^。^)y-.。o○。


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