7日の日経平均株価は、トランプおじさんのエルサレムがイスラエルの首都宣言で荒れるかと思われたが、事前の報道で周知されていたところから特に混乱もなく買い優勢で進み、午後に先物に買いが入ると一層高となって、前日比320円99銭高の2万2498円03銭と4日ぶりに反発して取引を終了。東証1部の出来高は15億2833万株、売買代金は2兆8073億円。騰落銘柄数は値上がりが1716銘柄、値下がりが269銘柄、変わらずが60銘柄だった。市場は、今回のトランプ米大統領の決断で中東での地政学リスクが高まることが予想される中、米国株式が比較的冷静な反応をみせたことで買い戻しを誘ったようだ。ただ、昨日下げ止まりの気配をみせていた上海総合指数が続落歩調にあり、影響が懸念されるそうだ。
7日の東京外国為替市場でドル・円は小幅高となっている。前日の米国時間は米雇用統計をあすに週末に控え停滞。朝方は1ドル=112円20-30銭近辺で推移した。トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことによる中東情勢の悪化懸念はそれほど材料視されず、日経平均株価が大幅高で始まったことを追い風に午前中から底堅く推移。午後もジリ高となり、一時112円54銭を付けている。
今日の個別は日経平均が大きく上げた割には渋い。1%を超えたのはIHIだけでトヨタ、ホンダ、三菱重工、コマツ、パナソニックは1%未満の小幅だった。三菱UFJは小幅に下落した。なんだかがばっと上げているがどうしてあげるのか、あまり明確な理由がない。もっとも相場など投資家の心理で動いているのでこんなものかもしれないが、・・(^。^)y-.。o○。
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