5日の日経平均株価は、米ナスダックの大幅続落が響いてハイテク株が売られ、値を下げたが、その後は日銀のETF(上場投資信託)買い期待もあってやや値を戻し、前日比84円78銭安の2万2622円38銭と続落。東証1部の出来高は14億7712万株、売買代金は2兆6899億円。騰落銘柄数は値上がり1055銘柄、値下がり905銘柄、変わらず81銘柄。市場は、日経平均は25日移動平均線でサポートされ悪くはない。ただ、週末には米雇用統計などの発表を控え、様子見気分に傾きやすく週末のSQ(特別清算指数)算出に向けて先物に売り仕掛けの動きが出る可能性もあるとやや警戒気味のようだ。


5日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=112円半ばの小動きとなっている。前日の米国時間は米上院が税制改革法案を可決したことを受け3週間ぶりの高値を付けたが、終盤は下落。朝方は112円40-50銭近辺で推移した。その後は材料不足でもみ合いに終始。週末に米雇用統計など重要指標を控えていることもあり、様子見感の強い流れとなっている。なお、RBA(豪州中央銀行)は理事会で政策金利のオフィシャルキャッシュレートを1.50%に据え置いた。声明文では労働市場やインフレ率に関する記述が小幅修正されたが、豪ドル・円の変化は小幅な上昇にとどまっている。


今日の個別はトヨタ、ホンダ、パナソニックが小幅に下げたが、それ以外は意外にも上げている。コマツは2%台と大きく上げたが、このところ上げ下げがきついようにも思う。三菱重王、IHIの機械系も小幅ながら値を上げている。金融株の三菱UFJも小幅に熱を上げた。日本株は国内の状況よりも米国経済の動きを見て値を探っているようにも思う。内需を先行させないとまたいつコケるか分からんけどねえ、・・(^。^)y-.。o○。


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