30日の日経平均株価は、10月の鉱工業生産が前月比0.5%増で市場予想平均の同1.8%増を下回ったことで利益確定の売りに押されたが、その後、先物に大口の買いが入ったことで上げ幅を拡大、前日比127円76銭高の2万2724円96銭と続伸して取引を終了。MSCIの定期銘柄入れ替えの影響もあり、東証1部の出来高は24億4557万株、売買代金は4兆5393億円に膨らんだ。騰落銘柄数は値上がりが1070銘柄、値下がりが878銘柄、変わらずが89銘柄だった。市場は、米国で半導体関連の動きを示すフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が急落し、関連銘柄への影響が警戒されたが、東エレクや信越化などが下げ渋りの動きをみせ、株価指数先物に売り方の買い戻しが入ったようだと分析する。


30日の東京外国為替市場でドル・円は午後に入りジリ高となっている。前日の米国時間は米GDP(国内総生産)の上方修正を背景に上昇し、朝方は1ドル=112円00銭近辺で推移。午前8時50分発表の10月鉱工業生産は前月比0.5%増と市場予想1.8%増を大きく下回ったが、反応は限定的だった。今日は5・10日だが動意薄で午前中はその後も112円ちょうどを挟んだもみ合いに終始。午前10時の中国11月製造業PMIは51.8と市場予想51.4を上回ったが、目立った動きは出ていない。午後は日経平均株価が上昇したことに連動。ジリ高となり一時112円20銭を付けている。


今日の個別はコマツ、パナソニックが1%台とやや大きく下げた。トヨタも例によって小幅に下げている。コマツとパナソニックは上げ過ぎの感もあるなあ。一方で三菱重工とIHIは1%台の上昇、三菱重工は何とか一息と言うところか。三菱UFJも1%近い上げ、ホンダは小幅だった。北のミサイルなど全く相手にされていないようだが、オオカミ少年化してしまっているのだろうか。でも結構危ないとは思うが、・・(^。^)y-.。o○。


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