民進党は29日の参院予算委員会で、北朝鮮による弾道ミサイル発射や外交・安全保障問題を論戦の中心に据え、学校法人「森友学園」「加計学園」問題の追及を際立たせた立憲民主党や希望の党との違いを印象づけた。
民進党の大塚耕平代表はミサイル発射に関し、政府が把握している情報の確認から質問を切り出した。その後は景気や経済などに関する質疑に時間を費やし、森友、加計問題の質問時間は約1時間半のうち10分程度にとどめた。
続く増子輝彦幹事長は両学園問題にはほぼ触れず、ミサイル発射を含む外交・安全保障問題や、東日本大震災からの復興に重点を置いた。とりわけ際立ったのは、立民や希望が積極的に取り上げてこなかった北朝鮮による日本人拉致事件に関する質問だった。
「拉致問題は1ミリも進んでいない。この5年間どのように対応してきたのか」
増子氏は、安倍晋三首相にこう迫り、問題解決に向けた政権の姿勢を尋ねた。
「拉致問題は1ミリも進んでいない。この5年間どのように対応してきたのか」
増子氏は、安倍晋三首相にこう迫り、問題解決に向けた政権の姿勢を尋ねた。
首相は、横田めぐみさんら8人が北朝鮮から「死亡」と通告されたことに触れ「述べたことを『そうではない』と北朝鮮に認めさせることは相当な困難を伴う」との認識を示した。その上で「北朝鮮がしっかりと真実を語り被害者を全員生還させる判断を行うよう努力したい」と答弁した。
もっとも、増子氏に続く民進党の川合孝典氏は森友、加計問題を中心に質問し、同党が「モリカケ」を主要な論戦テーマに位置づけることは間違いない。
ただし、安倍政権下で拉致問題が一向に進展していないこともまぎれもない事実だ。政権の「アキレス腱(けん)」をただそうとする姿勢は、印象操作や揚げ足取りに終始する質疑とは一線を画しているように映った。(松本学)
森友は総理府人が名誉校長と言うことで官僚としては相当程度の優遇措置をしたと思う。それが官僚の本能だから、・・。ただし、バカじゃないから証拠を残すようなことはしないし、まして違法な部分には絶対に足を踏み入れないからどこまで行っても「でしょう、だろう」の世界に終始する。加計学園はもともと行政スタンスの違いから発生したものでこれも水掛け論だろう。ただこれも官僚は自分たちの意見を押し通すのにトップを使うこともあるし、また、トップの意思を反映させることもある。しかし、これも森友同様でどこまで行っても水掛け論だろう。野党の追及も「新聞が書き立ててくれるから」と言うところだろうか。不毛と言えば不毛の論戦ではあるが、・・(^。^)y-.。o○。
拉致問題は相手があることだからねえ。しかもその相手は北のバカ大将とくればもう何をかいわんやだろう。北朝鮮と友好条約でも結んで経済援助を大規模にしてやって米国と対立して米国を非難でもすればすぐに片が付くだろうけど、・・(^。^)y-.。o○。
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