28日の日経平均株価は、北のミサイル発射準備報道やドル安などで利益確定に押されたが、その後は中国株の動きで上下し、最後は下げ渋って、前日比9円75銭安の2万2486円24銭と小幅続落。外部要因の影響で総じて方向感に乏しい展開となった。東証1部の出来高は14億8218万株、売買代金は2兆6174億円。騰落銘柄数は値上がり736銘柄、値下がり1212銘柄、変わらず82銘柄。市場は、北朝鮮情勢や中国株の動きが気になり、全体的に上値の重い動きだ。しばらくはもみ合いが予想され、材料待ちの状態だろうと言うが、その材料ってなんだ。


28日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=111円前半での動きが続く。前日の米国時間は欧米株安や北朝鮮のミサイル発射兆候との報道でリスクオフから一時111円割れ。朝方はやや戻し111円前半で推移した。その後は午前9時過ぎに再度111円を割り込む場面も見られたが、売り優勢で始まった中国・上海総合指数が一時的にプラス転換するとドル・円も反転し111円32銭まで上昇。午後は材料不足から111円10-20銭台の小動きとなっている。


今日はホンダが1%台、トヨタ、三菱UFJが小幅に上げたが、コマツが大幅続落。ゴールドマン・サックス証券は投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、今期計画の営業利益超過達成への確度は高く来期営業利益の最高益更新も視野に入っているが、従来よりリスク要因として危惧していたマルチプル低下が顕在化しているそうだ。コマツは上げ過ぎたと思っていたが、企業経営もなかなか難しいねえ。ほかにIHIとパナソニックが1%台、三菱重工は小幅でかろうじて4千円台を維持している。


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