27日の日経平均株価は、米株高で買いが先行したが、その後は利益確定に押され、先物に売りが出たのをきっかけに下げに転じ、中国株安もこれに拍車をかけ、前週末比54円86銭安の2万2495円99銭と4営業日ぶりに反落。東証1部の出来高は13億7234万株、売買代金は2兆4323億円。騰落銘柄数は値上がり945銘柄、値下がり999銘柄、変わらず94銘柄。市場は、中国株安は気になるが、目先は上値を買う材料がない一方で売る環境でもない。日経平均は25日移動平均線を保ち、三角もち合いが煮詰まっており、いずれブレイクする方向性にあるようだと膠着状態という。


27日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=111円前半の低調推移が続く。前週末の米国時間はドイツの連立協議進展を期待しリスクオンから底堅く推移した。朝方はその連立協議進展を引き続き好感する形でドル高・円安が進み、一時111円69銭まで上昇。ただ、買い先行となった日経平均株価が上げ幅を縮小するとドル・円も下落、午後には一時111円31銭を付けている。


今日の個別は、トヨタ、三菱UFJ、パナソニックが小幅に上げた。一方でIHIが1%台、ホンダ、三菱重工、コマツが1%未満と小幅に下げた。三菱重工は4千円台を切りそうだ。相場は確かに上げ下げともに材料もなく膠着状態かもしれない。


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