政府は、米国と協力して月面の有人探査を目指す方針を固めた。米国が2020年代後半に建設を計画している月軌道上の宇宙基地に参加し、日本人飛行士の月面探査を実現したい考えだ。宇宙政策を議論する政府の専門家会合で近く、こうした方針をまとめた報告書案を示す。
日本にとって、国際宇宙探査に参加することは、科学的な成果を得られるだけでなく、宇宙産業の競争力強化や、宇宙利用分野での主導権確保につながる。
日本はこれまで、国際宇宙ステーション(ISS)に参加してきたが、ISSは24年までの運用しか決まっておらず、その後は不透明だ。米航空宇宙局(NASA)はISS後をにらみ、新たに「深宇宙探査ゲートウェイ」構想を打ち出した。
日本も宇宙開発技術はかなりのものを持っているが、さすがに独力で月に人間を送り込むまでになるにはそれ相応の期間が必要だろう。米国と組んで有人探査計画に参加するのは現実的な方法ではあるし、実績も積めるだろう。しかし、人類もやっと月に人を送り込んだだけで隣の火星にも行けてはいない。最近、10数光年の距離に地球と似た環境の惑星があるなどと言う話が時々出てくるが、そこまで行くのにどれくらいの年月がかかるやら、・・。不可能と言った方がいいかもしれない、・・(^。^)y-.。o○。
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