在沖米海兵隊は、海兵隊員が飲酒運転し那覇市内で死亡事故を起こした疑いで逮捕された事件を受け発令していた外出禁止措置を緩和した。22日付で在沖米軍トップのニコルソン四軍調整官が発表した。事故からわずか3日後の規制緩和に、県内から米軍への不信の声が高まりそうだ。

新たな措置では、全階級を対象に午前5時から深夜0時までの外出を認めるとしている。アルコールの摂取や購入は引き続き、基地内外でいずれも禁止している。

23日は米国の「感謝祭(サンクスギビングデー)」で、26日までの連休期間に配慮した規制の緩和とみられる。ニコルソン氏は声明で「連休は、家族や故郷を離れなぜ自分が沖縄にいるのか、反すうする時間になる」としている。

19日の事件を受け、在日米軍は20日、日本に駐留する全米兵の飲酒を禁じる措置を発表。在沖米軍は基地と住居以外の立ち入りも禁止していた。


これも不届き千万な事件だが、あくまでもその責任は個人に帰するべきだろう。官公庁や会社で職員が飲酒運転で死亡事故を起こしたからと言ってその組織全体が何らかのペナルティを負うことはないだろう。それを米軍だけに強制するのはおかしくはないか。この時期日本も米国もいろいろな催しがあったり個人的な用事も増えるだろう。こっちでも何かあると外出禁止とか飲酒禁止なんてことがよくあったが、連中、首をすくめて「しょうがねえや」と言った体だった。米軍も気の毒なくらい日本の社会には気を使っている。何かあれば米軍自体が犯罪組織のような言い方は控えた方がいいのではないか。


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