安倍晋三首相は22日、参院本会議での代表質問で、緊迫化する北朝鮮情勢を踏まえ、弾道ミサイル防衛(BMD)に対応するイージス艦を現行の4隻から平成32年度に倍増させる計画に関し「可能な限り前倒しする」と述べ、ミサイル防衛能力向上を急ぐ考えを示した。
敵基地攻撃能力の保有論に関しては「日米の役割分担の中で米国に依存しており、役割分担を変更するとは考えていない」と否定的な見解を示した。ただ、「安全保障環境が厳しくなる中、常に現実を踏まえてさまざまな検討を行う責任がある」と述べ、将来的な検討には含みを残した。
また、首相は賃上げ企業の法人税を軽減する「所得拡大促進税制」の拡充に前向きな考えを改めて表明した。賃上げや設備投資に消極的な企業に改善を求めるため「さまざまな政策を活用して経営判断を迫る」と語った。
イージス艦倍増と言っても近いうちに8隻体制になるだろうし、BMDもあたご級に付与され、8200トン型には新造時からBMD能力が付与されているようなので2021年にはBMD能力を持ったイージス艦は8隻になる。しかし、こんごう級も2020年以降順次退役を迎えるだろうからその更新も必要になる。軍備とはかくも金がかかるものではある、・・(^。^)y-.。o○。
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