航空自衛隊浜松基地(浜松市西区)所属のUH60J救難ヘリコプターが同市沖合の遠州灘に墜落し、機長ら乗員4人が行方不明になっている事故で、防衛省は17日、墜落現場付近の海底で発見されたヘリの胴体の天井部分と床部分、機体後部を引き揚げる作業を開始した。

 
墜落現場付近の海上には同日午前、同省の委託を受けた民間のサルベージ船が到着し、クレーンを使って、ロボットカメラとみられるものを海中に投下した。

 
防衛省関係者によると、無人機などを使って機体をネットに載せ、作業船のクレーンにつないで引き揚げるとみられる。同省関係者は「今後、天候が悪化する可能性もあるので、一刻も早く引き揚げたい」と話した。

 
航空幕僚監部によると、機体が見つかったのは水深約700メートルの海底。サルベージ会社が水中ソナーを使った捜索で、ヘリの一部とみられる複数の物体の反応を確認し、カメラ付き無人探査機などによる捜索で機体の一部と特定したという。

 
事故は10月17日夕、夜間捜索訓練のため浜松基地を離陸した救難ヘリが約10分後に浜松市沖合約20キロの海上でレーダーから消えた。墜落して沈んだとみられる。これまでの捜索で、墜落現場付近の海上ではヘリのドアやテールローター(後部回転翼)も見つかり、回収されている。


自衛隊の救難ヘリはレーダーや暗視装置など高度な夜間飛行能力を持っているんだろうけどそれでも夜間の洋上飛行は難しいんだろうなあ。救難ヘリが飛ぶときは荒天が多いのだろうから結構無理もするんだろう。それが任務と言えばそれまでだが、・・うーん、それでも事故がないよう祈りたい、・・(^。^)y-.。o○。


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