衆院文部科学委員会は15日、学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)が運営する岡山理科大の獣医学部新設が認可されたことについて審議した。国家戦略特区で学部新設が認められ、林芳正文部科学相が正式認可するまでの過程について、政府・与党側は手続きの正当性を主張。一方、野党側は特区を認める前提とされた四つの条件がクリアされていないなどと指摘した。

 
質疑では、自民党の義家弘介・前文科副大臣が、一連の過程について「ゆがめられた行政ではなく、きちっと手続きを踏みながら歩んできた」と述べた。文科省の義本博司・高等教育局長も大学設置・学校法人審議会(大学設置審)での審査について「外部からの意向が及ぶものではない」と答弁。設置審が加計学園に指摘した不備は改善されて認可に至ったとして、手続きに問題はないとの考えを強調した。

 
一方、野党側は獣医学部新設にあたり、安倍内閣が閣議決定した「獣医師が新たに対応すべき分野の具体的な需要」などの4条件に、加計学園の獣医学部新設が合致していないのではないかと追及した。


立場が違えば意見も考え方も違うし、50年以上も獣医学部新設が認可されなかったのも不自然と言えばそう言うことになるだろう。結論が出ないこんなことを何時までもやっていても仕方がないだろう。もっと他にやることがあるだろう。経済対策、財政再建、安全保障、少子高齢化問題、社会保障のあり方、教育問題、日本の将来をめぐる問題は山積だろう。良いの悪いのじゃなくてお互いに政策をぶつけ合って具体的な議論をしろよ。政党のための国会じゃない、国家国民のための国会だろう。


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