1日の日経平均株価は、米株高や円高で買い優勢で始まり、その後も好業績株に対する物色気配が強く、前日比408円47銭高の2万2420円08銭と大幅反発。年初来高値を更新し、1996年7月1日(終値2万2455円49銭)以来21年4カ月ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は20億5682万株、売買代金は3兆7557億円。騰落銘柄数は値上がり1248銘柄、値下がり704銘柄、変わらず80銘柄。市場は、インデックス中心ではなく、決算を好感しての指数上昇であり、動きは良い。過熱感を伴ったままだが、勢いはあり、バブル崩壊後の戻り高値2万2666円(1996年6月)を目指している感じだと喜んでいるようだ。
1日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=113円後半で底堅い流れとなっている。前日の米国時間は好調な米経済指標を背景にドル買い優勢。朝方は113円60銭台を中心に推移した。日経平均株価が買い優勢で始まったことに加え米長期金利の上昇もあり113円90銭台まで上昇。午後はFOMC(米連邦公開市場委員会)や米下院で税制を担当する歳入委員会が税制改革法案の原案を発表する見込みのため様子見感が強く、高値圏でのもみ合いが続く。なお、中国10月財新メディア製造業PMIは51.0で予想通りに着地。これは調整かな。ドル・円にも目立った反応は出ていない。
今日の個別はIHIが6%台後半と大きく下げた。7-9月の決算が赤字転落したそうだ。護衛艦をずい分取っているが駄目かな。三菱重工も2%台の下落、声も決算マイナスインパクトだそうだ。一方でパナソニックは4%台、コマツは3%台と大きく値を上げている。その他、ホンダが1%台、トヨタと三菱UFJは1%未満の小幅だった。企業業績がいいそうだが、企業も内部留保を少し吐き出してくれるといいのだが、・・。正規雇用も増加しているというのでいい方向に向かっているのかも、・・(^。^)y-.。o○。
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