20日の日経平均株価は、朝方、相場の過熱感などから利益確定売りが先行したが、米上院で予算決議案が可決されたことや先物への買いやドル高などに反応して値を上げたが、後半は選挙結果見たさに手控え前日終値近辺でもみ合い、前日比9円12銭高の2万1457円64銭と小幅ながら14日続伸。ほぼ57年ぶりに連騰最長記録となる14連騰(1960年12月21日-1961年1月11日)に並んだ。東証1部の出来高は15億2222万株、売買代金は2兆4705億円。騰落銘柄数は値上がり890銘柄、値下がり1048銘柄、変わらず93銘柄。市場は、米予算決議案の可決ニュースがなければ今日は沈んでいただろう。短期的な過熱感はあるが、上昇続きで弱気にはなれない面がある。期待が高まる企業決算については仮に想定に届かずに売られたとしても業績自体が堅調であれば、良い意味での押し目買い提供につながるのではないかと強気のようだ。
20日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=113円台を回復した。前日の米国時間は44年ぶりの低水準まで低下した新規失業保険申請件数などを好感し底堅く推移。朝方は112円半ばでの流れとなった。その後はジリ高商状となったが、午前10時30分過ぎに米上院が2018会計年度(17年10月-18年9月)予算の大枠となる予算決議案が可決したと伝わると、トランプ政権が目玉とする大型減税の議会審議が本格化するとの見方が強まりリスクオンからドル高・円安が進行。一時113円30銭を付けた。午後は113円20-30銭での小動きに終始。日経平均株価は57年ぶりの14日続伸となったが、小幅高ということもありドル・円の反応は薄い。
今日の個別はトヨタだけが小幅なプラス、ホンダ、三菱重工、IHI、三菱UFJ、コマツ、パナソニックは小幅に下げた。選挙結果が出た後に株価がどう動くか楽しみではある。話は変わるが、日産、神戸製鋼などいい加減なことをしまくって、これでは中国のことを悪く言えんなあ、・・(^。^)y-.。o○。
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