19日の日経平均株価は、欧米株高、ドル高などを好感して買いが優勢、後半、先物に売りが出て上げ幅を縮めたが、引けにかけて下げ渋り、前日比85円47銭高の2万1448円52銭と13日続伸し、連日で年初来高値を更新して取引を終えた。13連騰となるのは、1988年2月10日から27日にかけて上昇して以来、約29年8カ月ぶり。東証1部の出来高は15億2038万株で、売買代金は2兆4106億円。騰落銘柄数は値上がり813銘柄、値下がり1096銘柄、変わらず122銘柄だった。市場は、後場に入り一時上げ幅を縮小する場面が見られたが、押し目買いや買い戻しに支えられたようだと言う。


19日の東京外国為替市場でドル・円は小動きが続く。午前8時50分発表の9月貿易収支は6702億円の黒字と市場予想5568億円の黒字を上回ったが、目立った反応はなく朝方は1ドル=113円00銭を挟んだ推移となった。その後も中国7-9月期GDP(国内総生産)待ちから、もみ合いに終始。ただ、午前11時発表の中国GDPは前年同期比6.8%増と市場予想通りに着地したことでドル・円の反応はほとんどなくで、狭いレンジでの動きが続いた。日経平均株価は堅調地合いとなり29年ぶりの13連騰となったが、午後もドル・円に動きは出ていない。


今日の個別はトヨタとコマツが小幅に下げた。トヨタはいつものことだがコマツは珍しい。一方、三菱UFJとパナソニックが1%台の上げ、ホンダ、三菱重工、IHI、が1%未満の小幅な上げだった。ここまで日経平均が上げる理由は何だろうねえ。占拠後の経済対策を見込んでいるんだろうか。


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