18日の日経平均株価は、米株高を受けて12連騰、過熱気味を嫌気して売られることもあったが、先物に買いが入って持ち直し、前日比26円93銭高の2万1363円05銭と小幅ながら12日続伸。15年5月15日-6月1日の12連騰に並ぶ約2年5カ月ぶりの連続上昇で、連日の年初来高値更新となった。東証1部の出来高は13億5776万株、売買代金は2兆2840億円。騰落銘柄数は値上がり717銘柄、値下がり1226銘柄、変わらず88銘柄。市場は、短期筋が後場買い戻しに動いたとみられるが、サイコロジカルラインは100%(12勝0敗)となり、過熱感は否めない。業績を含めて衆院選に向けてかなり期待が先行しているようだと加熱相場にやや警戒のようだ。
18日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=112円台前半の流れが続く。前日の米国時間は米9月輸入物価指数の堅調な数値もあり、112円47銭まで上昇。朝方は112円10-20銭で推移した。その後は米税制改革とFRB(米連邦準備制度理事会)議長の人事待ちから同水準での小動きに終始。ただ、午後2時以降に日経平均株価が上昇すると連動する形でドル・円も小幅上昇し、一時112円34銭を付けている。
今日は三菱UFJだけが小幅に下げたが、IHIがいつものように1%台とちょっと大きく上げただけでトヨタ、ホンダ、三菱重工、コマツ、パナソニックは1%未満の小幅な値上がりだった。相場の過熱は選挙後の経済対策だろうか。どうも与党が多数を維持しそうだから期待はその辺りだろう。
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