昨日から急激に気温が下がって雨が降り出した。この雨、秋雨前線の影響によるもので10日以上続くと言う。来週末まで天気予報は傘のオンパレードではある。そんな天気だからさすがに週末とは言ってもバイクで出かける人も少ないようだ。
バイクの場合、雨風を凌いでくれるボディがないので出だしから雨が降っているとなかなか乗り出そうという気にはならない。これまで何度か雨の中を走ったことはあるが、予定を立てていて宿も取っているし天気予報も雨が上がると出ている場合、さほど降らないという予報の場合、出先で出合い頭に雨に降られた場合などやむを得ない場合ばかりではある。
一度など名神関ヶ原で稲妻一閃バケツをひっくり返したような雨に遭い、数キロ先の伊吹PAに滑り込んだ時には全身ずぶ濡れなんて時もあったし、今年の夏のように雨衣を着れば晴れて脱げば降られるなんてこともあった。関ケ原付近は天候が荒れることが多いのは関ケ原の合戦で死んだ武将の祟りだろうか。そんなこともないか。南北を山地に囲まれた地形に原因があるのかもしれない。
名古屋辺りで降り始めた雨に小雨だからと舐めてそのまま走っていたら静岡辺りではもう下着まで濡れたなんてこともあった。頭はヘルメットを被っているのであまり感じないが、雨が降り出したら早めに雨衣を着けた方が良いようだ。
またバイク自体も雨には弱い。マンホールの蓋や路面塗装、道路や橋の継ぎ目の鉄材など滑る部分には事欠かない。ただ雨でこうした場所で滑ったことはない。雨が降ると速度を通常の80%ほどに落として走るし、マンホールや道路標示は避けて走る。一番嫌なのは橋や道路の継ぎ手の鉄材だが、こうした部分は慎重に特に速度を落として走っている。
タイヤもブリジストンのT30Evoは雨天でも比較的グリップが良く安定していてさほどの不安感はない。新車装着時以降、2回このタイヤを履いているが、どっしりと安定した良いタイヤではある。耐摩耗性は1万2千キロほどでまあこんなものだろう。
雨の走行で最も困るのはあまりメリハリを付けずに穏やかにと思い、速度を落として単調な走行を続けているといい加減飽きが来ることだろう。緊張感がなくなって面倒くさくなって来る。バイクは適当にメリハリがあった方が良いようだ。
それにしてもバイクのようにタイヤのグリップ力が小さく低ミュー路面にめっぽう弱い乗り物は雨の日などは慎重なライディングを心がけるべきだろう。雪の日にリッターオーバーのモンスターに乗ったらどうなるだろうなんて考えるだけでも恐ろしい。クロスカブならそれなり結構走れそうだが、・・(^。^)y-.。o○。
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