13日の日経平均株価は、米株安で売りが先行したが、買い気が強く、後場では先物への買いで値を付け、前日比200円46銭高の2万1155円18銭と9営業日続伸。1996年11月29日以来ほぼ21年ぶりに2万1000円台を回復した。東証1部の出来高は18億4795万株、売買代金は3兆2810億円。騰落銘柄数は値上がり1206銘柄、値下がり723銘柄、変わらず101銘柄。市場は、朝方は調整ムードが漂ったが、外国人投資家が先物買いに動き、つれてインデックス買いの力が強まった。衆院選での与党優勢観測や決算期待を織り込んで上昇トレンドにあるが、一方で過熱感は否めず、何時休養を入れても不思議ではないと高値に手放しでは喜べないようだ。


13日の東京外国為替市場でドル・円は上値の重い展開となっている。前日の米国時間は米9月生産者物価指数に対する反応は一時的で1ドル=112円前半を中心に推移。朝方も1ドル=112円20-30銭のもみ合いとなった。ただ、その後は利益確定のドル売り増加などでストップロスを巻き込みなら午後11時30分ころに112円00銭まで下落。午後は日経平均株価の上昇で一時的に切り返すが、低調な米長期金利を嫌気し再度下落している。


大幅高と言う割には持ち株で上げたのは三菱UFJとコマツだけ、それも1%未満の小幅だった。トヨタ、ホンダ、三菱重工、IHI、パナソニックは1%未満だが小幅に下げて引けている。輸送、機械、金融はダメなんだろうか。


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