日本版GPS(全地球測位システム)衛星「みちびき4号機」の打ち上げに成功した。GPSの位置情報の誤差は、たった数cmになる。10日午前7時すぎ、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた、H2Aロケット36号機。そこに積まれていたのは、日本版GPS衛星「みちびき4号機」。私たちが日常で活用している位置情報の性能を、さらに高めることができるという。2010年に打ち上げが始まった「みちびき」は、位置情報が得られる衛星で、日本のほぼ真上を通るコースを取ることが最大の特徴。
現在のGPSシステムでは、こんなことも。
東京・お台場にある、自由の女神像前。スマートフォンの地図アプリで、位置情報を確認してみると、実際には自由の女神像のすぐ目の前に立っているが、GPSが指しているのは、10メートル程度離れた場所だった。
現在のGPSでは、どうしても生じてしまう誤差。
従来のGPS衛星では、電波がビルや山などで遮られることもあった。しかし「みちびき」は、日本の真上付近を通り、補強信号も送るため、その誤差は数cmまで縮まるという。
これで、われわれの生活はどう変わるのか。
例えば、自動運転の車の車線変更は、より正確になる。また、位置情報を元に、畑を正確に耕すなど、自動化も可能になり、人手不足に悩む農業で役立つといわれる。さらに、走行中のバスの位置が、より正確にわかるため、混雑したときでも、到着時刻の予測の精度が向上する。また、細かい位置情報で、ドローンを使った作業が発達するとみられている。社会を大きく変えるとされる「みちびき」は、2018年からサービスを開始する予定。
日本の衛星打ち上げ技術はもう世界最先端だねえ。後は銭金の問題か。制度が飛躍的に向上したGPSシステムを使うと自動運転や無人作業機の精度が飛躍的に向上して実用化に向けて大きく前進するだろう。でもこのGPSの範囲ってどこまでだろう。お隣さんなど周辺国も含まれればGPS誘導の長距離ミサイルを保有すれば攻撃の精度が格段に向上するが、そう言ったら考えすぎか、・・(^。^)y-.。o○。
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