5日の日経平均株価は、米株高、ドル高で買い先行で始まったが、その後は利益確定に押されて上げ幅を縮めたが、プラス圏は維持して、前日比1円90銭高の2万628円56銭で、小幅ながら4日連続で年初来高値を更新して取引を終えた。東証1部の出来高は13億7835万株で、売買代金は1兆9940億円に留まり、9月11日以来となる2兆円割れ。騰落銘柄数は値上がり597銘柄、値下がり1341銘柄、変わらず92銘柄だった。市場は、18年3月期第2四半期(17年4-9月)の決算発表を前に足元ではドル・円が1ドル=112円台の後半で落ち付きをみせている。業績への好影響を期待し、堅調な展開が続きそうと期待するが、足踏みともいえる。
5日の東京外国為替市場でドル・円は小動きとなっている。前日の米国時間は米経済指標を受け113円近くまで上昇。朝方は112円70銭台を中心に推移した。ただ、今日は中国市場、香港市場、韓国市場が休場。加えてきょうのECB(欧州中央銀行)理事会議事要旨や、あすの米9月雇用統計を前に株価も動意薄となり、その後は1ドル=112円70-90銭台のもみ合いに終始している。
今日の個別は上げ下げいずれも小幅に終始したようだ。トヨタ、ホンダ、三菱重工、コマツパナソニックは1%未満の小幅な上げ、一方でIHIと三菱UFJのアルファベット組は小幅に下げた。市場は伸びを期待しているようだが、膠着状態と言った方がいいんじゃないだろうか。
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