2日の日経平均株価は、米株高やドル高で買いが先行、一時、売られたが、円が下げて盛り返し、前週末比44円50銭高の2万400円78銭と反発。9月25日の年初来高値(終値2万397円58銭)を更新し、15年8月18日(同2万554円47銭)以来約2年1カ月ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は13億5584万株、売買代金は2兆6345億円。騰落銘柄数は値上がり1116銘柄、値下がり838銘柄、変わらず76銘柄。市場は、前・後場を通じてあまり動きがない。短期的な過熱感があり、上値が重い印象だが、一方で下値も堅そうだ。今後、事前の業績観測や決算・業績予想に上方修正の動きが広がってくれば相場の後押しになると期待しているようだ。


2日の東京外国為替市場でドル・円は堅調地合いとなっている。朝方発表の9月日銀短観は大企業製造・業況判断DI(景況感が「良い」と回答した企業から「悪い」と回答した企業を引いた数値)がプラス22と市場予想のプラス18を上回って着地。ただ、直後は反応薄で1ドル=112円60-70銭付近の動きが続いた。その後は堅調な株価などは背景に112円90銭近辺まで上昇。ただ、材料出尽くしから狭い範囲のもみ合いが継続している。


今日の個別はトヨタ、三菱UFJ、パナソニックが小幅に下げた。大きく上げたのは何時ものようにIHIで2%台、ホンダ、三菱重工、コマツは1%未満の小幅だった。選挙も訳の分からないことをしているが、概ね落ち着くところに落ち着いてきたようだ。それにしても日本の政治のレベルは低い。


日本ブログ村へ(↓)