29日の日経平均株価は、円高傾向で利益確定が出て売り先行となった後半は日銀ETF買い観測などで下げ渋り、前日比6円83銭安の2万356円28銭と小反落。東証1部の出来高は17億3136万株、売買代金は2兆9564億円。騰落銘柄数は値上がり847銘柄、値下がり1067銘柄、変わらず115銘柄。市場は、日銀のETF買い期待は支えになったが、週末のポジション調整売りや日経平均の銘柄入れ替えに伴う全体的な売り需要に抑え込まれた。ただ、今日だけの需給要因であり気にする必要はない。短期調整含みながら、中・長期的には上向きトレンドにあると強気のようだ。
29日の東京外国為替市場でドル・円は堅調地合いとなっている。前日は米国の税制改革公表後の材料出尽くし感で下落。朝方は8月CPI(消費者物価指数)、8月鉱工業生産に対しては反応薄で、1ドル=112円30-40銭近辺の推移となった。 その後は日銀が発表した金融政策決定会合(9月20、21日分)の「主な意見」に、19年10月の消費増税を予定されていることから追加金融緩和で総需要を一段と刺激することが必要との一部意見を好感し上昇。午後には一時112円72銭まで上昇している。
今日の個別はIHIが1%台、三菱重工、三菱UFJ、パナソニックの3銘柄が1%未満ながら値を上げた。逆にコマツが1%台、トヨタ、ホンダが1%未満と小幅に下落した。株式市場も一進一退だねえ、‥(^。^)y-.。o○。
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