バイクの不具合にちょっと面食らったけど考えてみればバイクなど機械ものは消耗品で時間とともに各部が劣化していくからやむを得ないんじゃないか。フロントフォークのオイルシールもゴム部品で消耗品、スプロケットとチェーンも金属とは言え大馬力を伝達する金属疲労の激しい消耗品、冷却系のホース類もゴム製品でこれも消耗品、シリンダーヘッドのオイルの防漏に使うガスケットも消耗品、みんな消耗品ではある。
ただ、最近の日本の工業製品は壊れることがほとんどないので「え、オイルが漏れた?」なんて言うことになると驚いてしまう。太平洋戦争当時はエンジンのオイル漏れなど日常茶飯事だったし、その後もオイル漏れやらオーバーヒートなどで路肩に停車している車など珍しくもなかったが、最近はほとんどそうした光景を見ることがない。
それなのに世界に冠たる日本の工業製品の精緻のバイクがオイル漏れだってえ、・・となってしまう。でも考えてみればバイクも直射日光や雨風に晒され、大馬力のエンジンのパワーを受け止めて走るのだからやはりあちこち無理が出てくるんだろう。
チェーンも最高級チェーンに換えてあるが、アクセルを開けた時にチェーンにかかる力って大変なものだろう。当然スプロケットの歯にも大きな力がかかる。当然タイヤも、・・バイクのタイヤってツーリングタイヤでも四輪の最高級スポーツタイヤ並み、スポーツタイヤだとレーシングタイヤ並みと言うが、ごく普通に静かに走ってもせいぜい1万キロ強しか持たないのだから負荷は大変なものだろう。ブレーキパッドにしても四輪は5万、10万当たり前がバイクは1万5千キロだからこれも負荷が大きいんだねえ。
バイクの不具合と言うよりは各部各パーツの消耗と言うことなんだからこれは交換補修していくべきなんだろう。バイクの稼働環境って厳しいんだねえ。バイクが人間なら稼働環境改善要求でもするかもしれない。まあかけがえのない相棒なんだからバイクの言うこともよく聞いてやって少しでも良好な環境で走ることが出来るようにしてやろう、・・(^。^)y-.。o○。
日本ブログ村へ(↓)