「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」共同代表らは25日、石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備に反対する署名活動を巡り、与党市議の石垣亨氏(54)が市議会9月定例会で「お花畑に住む平和ボケの皆さん」などと活動を批判したことへの抗議声明を発表した。石垣氏は取材に「問題はない」としている。
石垣氏は20日の一般質問の中で署名活動に疑問を呈し「『ミサイルが頭上を飛びJアラートが鳴っても、憲法9条があるから平和が保たれたというお花畑に住む平和ボケの皆さんの考えは理解できない。今では少数ではないか』との専らの意見」と発言していた。
石垣氏は20日の一般質問の中で署名活動に疑問を呈し「『ミサイルが頭上を飛びJアラートが鳴っても、憲法9条があるから平和が保たれたというお花畑に住む平和ボケの皆さんの考えは理解できない。今では少数ではないか』との専らの意見」と発言していた。
抗議声明は「軍事基地があると標的になる」などの反対派の訴えを、別の与党市議が「真っ赤なうそ」と否定したことも批判。「言論の場で侮辱や悪罵は許されない」と指摘している。
石垣氏は「現実を直視してほしくて本屋にあふれるフレーズを借りた。特定の誰かのプライバシーを侵害したり、何かを制限する意図はない。逆に、議員の議場での発言を縛ろうとするのは問題」などと反論した。
金城哲浩共同代表は「署名の重みをないがしろにする発言」と批判。「多くの市民がミサイル基地を造らせない、石垣の平和を守りたいとの思いで署名した。議員の資質が疑われ、議会の品位を落とすもの。本当に許せない」と憤った。
「憲法9条があるから平和が保たれたというお花畑に住む平和ボケ」と言うのはまさにその通りで厳然たる事実だろう。しかしながら基地があると攻撃を受けると言うのも間違いのない事実ではある。しかし、石垣の場合、通峡の安全を確保するためには島を占領するのが一番なので間違いなく開戦とともに占領される。戦争に巻き込まれるか否かは平和憲法があるとか基地があるとかそう言うことではなくてその戦略的な位置にある。先島諸島は太平洋進出を目指す中国にとって最重要の戦略目標ではある。お花畑で平和に過ごしたいならそうでない場所に行くしかない。基地があるとかないとか平和憲法で平和が保たれるとかそう言う議論自体が平和ボケかも知れない。
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