秘書へ暴行疑惑で自民党を離党した豊田真由子衆院議員(42)は、埼玉4区で自民が地元市議を擁立する方針を固めたものの、出馬を模索していることが判明。無所属の上西小百合衆院議員(34)=比例近畿=は出馬を見送ると発表した。


男性秘書への「このハゲ~」などの暴言や暴行疑惑で自民を離党した豊田氏の地元、埼玉4区では、県連は埼玉県志木市議の穂坂泰氏(43)を擁立する方向だ。12年の衆院選では党本部主導で豊田氏を選定したが、一連の不祥事を受け、次期衆院選は地元市議を推す声が根強いためだ。

 
自民党の赤枝恒雄衆院議員(比例東京)も出馬を模索し、“保守分裂”選挙となる可能性が出てきた中、豊田氏は出馬の道を模索する考えだという。

 
豊田氏は20日に3か月ぶりに国会に姿を見せ、「環境が整えば出馬したい」との意向を崩していない。ただ、大半の支援者は既に別の候補者を応援する方針で、埼玉県警は秘書への暴行について捜査を進めている。豊田氏は過去2回の衆院選で2位に約2万票の差をつけて当選しているが、野党共闘の場合、負ける可能性がある。それでも関係者は「立候補するかどうかの判断は公示日直前になるかもしれない」と話している。

 
一方、上西氏は臨時国会冒頭で衆院解散の場合、総選挙に立候補しないと表明した。事務所関係者は「野党統一候補としての出馬を目指していたが、環境が整わなかった」と話している。25日に不出馬の理由を説明する。今後も政治活動を続け、国政復帰を目指すとしている。

 
上西氏は12年衆院選で日本維新の会(当時)から立候補し、初当選。15年4月には飲食店で飲酒し、本会議を欠席したなどとして維新の党を除籍され、無所属に。7月にはJ1・浦和レッズについて、ツイッターで「くたばれ、レッズ」などと書き込み、大炎上。殺害予告が届いたとして警視庁に被害届を出すなどの騒動となった。


豊田議員はひどかったねえ。あの罵声がテレビで放映されるたびに1万票くらい都議選の自民党の票が減ったんじゃないだろうか。上西議員はこれって政治家じゃないよなあ。まあ、そう言うと「じゃあ誰が政治家なんだ」と言うことになるし、政治屋はいても政治家と言うのはなかなか見当たらないが、それにしてもほとんどタレントのレベルだろう。それにしてもこの国はどうしてまともな政治家が育たないのかねえ。民主主義で選挙に勝たなければ政権が取れないのだから選挙に勝つことが至上命題なんだろうけどあまりにもそこにばかり集中し過ぎているんじゃないか。国会議員は一国の行く末を左右する仕事なんだからもう少し資質というものを考えるべきじゃないだろうか。しっかりした理念を持って具体的な政策を打ち出してこそ政治家であり、票ばかり数えていると二大政党制など夢のまた夢になってしまう。まあお騒がせ議員はやりたければ全員一度辞職して出直せばいいじゃないか。


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