21日の日経平均株価は前半はドル高などで買いが先行したが、8日の直近安値(1万9239円52銭)から1000円を超える上昇となったうえ、心理的なフシ目の2万500円が近づいた利益確定に動き上げ幅を縮小、前日比37円02銭高の2万347円48銭と4日続伸、3日連続の年初来高値更新で取引を終了。東証1部の出来高は19億7391万株、売買代金は2兆8207億円。騰落銘柄数は値上がり945銘柄、値下がり974銘柄、変わらず109銘柄だった。市場は、金融政策決定会合で、今回から加わった片岡審議委員が緩和策は不十分として金融政策の現状維持に反対票を投じたことで追加の金融緩和圧力が強まるとの読みが台頭し、銀行株が伸び悩む要因となったと見るようだ。
21日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=112円台の小動きが続いている。前日の米国時間はFOMC(米連邦公開市場委員会)を受け112円半ばまで急伸。朝方は1ドル=111円前半で推移した。その後は日銀金融政策決定会合の結果発表を前に小動きに終始。日銀は午後零時15分ころ8対1の賛成多数で予想通り金融政策の現状維持決定を発表し、一部で観測されたETF(上場投資信託)の買い入れ配分変更がなかったためドル・円は午後も狭い範囲での動きに留まっている。
今日の個別は三菱重工、三菱UFJ、コマツが1%台、トヨタとホンダの輸送機器が1%未満と小幅に上げた。IHIとパナソニックは1%台とやや値を下げた。IHIは上げ下げの幅が大きい。パナソニックは下げても年初来高値だそうだ。この時期に日経平均が年初来高値を記録するのはどういうわけだろうか。そんな状況ではないようにも思うが、・・(^。^)y-.。o○。
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