19日の日経平均株価は、米株高やドル高進行で全面高、先物にも買いが入り、さらに高値を呼んで、前週末比389円88銭高の2万299円38銭と大幅続伸。6月20日の年初来高値(終値2万230円41銭)を3か月ぶりに更新した。東証1部の時価総額は613兆円と過去最高となった。売買代金は3兆1059億円と6月16日以来の3兆円台乗せとなり、出来高は20億4459万株と8月9日以来の20億株台乗せとなった。騰落銘柄数は値上がり1679銘柄、値下がり279銘柄、変わらず70銘柄。市場は、円安の影響が一番効いている。買い戻し中心だが、外国人の新規買いが入ったとの観測も出ている。戻りのペースが速すぎるが、業績改善期待で売りにくい面もあり、強弱感が対立しやすいと言う。
19日の東京外国為替市場でドル・円は堅調な展開となっている。前日の米国時間はBOE(英中銀)総裁の発言などが波及し米金利が上昇。リスク選好が進みドル・円も上昇、朝方は1ドル=111円40-50銭近辺で推移した。衆院解散と各メディアが報じたことで政策期待が高まったことに加え、日経平均株価が寄り付きから大幅高となったことでドル・円は底堅く推移。午後は日経平均が一段高となったことでドル・円も連動し、一時111円87銭を付けている。
今日の個別は三菱UFJが4%台、トヨタが3%台、コマツとパナソニックが2%台、ホンダ、三菱重工、IHIが1%台と大きく値を上げて引けている。衆議院解散で新たな経済対策が出てくるという期待もあると言うが、どうなんだろうねえ。
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