13日の日経平均株価は、米株高、ドル高の2大神器で上げ幅を拡大、前日比89円20銭高の1万9865円82銭と3日続伸。TOPIX(東証株価指数)は同9.88ポイント高の1637.33ポイントとなり、8月7日の年初来高値1639.27ポイントに接近した。東証1部の出来高は16億511万株、売買代金は2兆498億円。騰落銘柄数は値上がり1314銘柄、値下がり594銘柄、変わらず118銘柄。市場は、日経平均は『三空』(3日連続のマド空け)で上昇し、リバウンド一巡の水準か。商いがたまったゾーンに差し掛かり上値では戻り売りが警戒される。一方、9月中間配当取りの動きや直近の円安で輸出企業の業績改善期待もあり、支えになっていると楽観、警戒五分と言うところだろうか。


13日の東京外国為替市場でドル・円はやや上値の重い展開となっている。前日の米国時間は北朝鮮情勢やハリケーン「イルマ」に対する警戒感が後退したことでドル・円は1ドル=110円を回復。朝方は北朝鮮外務省が国連安保理で採択された制裁決議を非難したと伝わったが反応薄で、110円10-20銭近辺で推移した。その後は110円を回復したことでドルの戻り売りが優勢となり、午前11時過ぎには一時110円を割り込んだ。午後は米長期金利の動きが低調なこともあり、方向感のない流れとなっている。


今日の個別はパナソニックが大きく上げて年初来高値を更新した。4%の半ばまで上げたのはブラジルの空調企業を買収して空調部門の強化を図ったせいだろうか。三菱UFJは1%台、オーストラリアドル債権を買わないかと言ってきたが、どうしようか。トヨタ、ホンダ、三菱重工、コマツは1%未満の上げ、IHIは変わらずだった。2万円台を期待する向きもあるようだが、今のこの状況では戻っても短期に終わるだろう。


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