教習所は例によって日曜も仕事なんだけど秋晴れで気温も湿度も下がったさわやかな陽気の中、伊豆・箱根方面には大量のバイクが向かう。単騎もいればグループもいる。ずいぶんと賑やかではある。しかし、東に向かうバイクはほとんどいない。まあそうだろう。休日の朝から東に走らせても行くところはない。行くとすれば江ノ島・鎌倉か三浦半島だろうか。そうして行楽地に向かうバイクの大群を眺めながら職場に向かうのはあまり楽しくない。
ところでちょっと思いついたことがある。CB1300に乗っているとヘルメットのバイザーは不可欠でバイザーがないと目に吹き込む風で長時間目を開いていられない。一度、ロングツーリング中にプロシェードとか言うサンバイザーがはじけて取れてしまったことがあったが、本体は無事だったので事なきを得た。
バイザーがないと高速走行などは無理だろうから人によってはロングツーリングにはバイザーの予備を持って行くなんて人もいる。そうすれば確かに安心だろうけどわざわざ予備のバイザーを持つのも煩わしい。バイザーが壊れると言うのは落として割れるとか何かが当たって穴が開くとか経年劣化で割れたり外れたりするとかそんな事態だろうか。
ゴーグルでも買おうかとも思ったが、ヘルメットとの相性もあるので現時点ではこれと言って手を打ってはいない。でもクロスカブで走っているとバイザーを上げていても全く問題はない。風圧で目をやられるなんてことはない。一般道で時速50キロ程度でもCB1300だと目に来るがクロスカブだと特にそう言うことはない。そう言えば大昔CM125Tに乗っていた時もヘルメットはアライのジェットだったがバイザーはついていなかったし、バイザーを買った記憶もない。
小さいバイクだとどうして風圧で目をやられないのか考えてみたが、それは加速力の問題だろう。小型の二種原チャリなどは加速もそこそこで大した風圧を受けないが、CB1300などの大型バイクになるとそろりとアクセルを回してもビューンと暴力的な加速をする。その加速による風圧が目に効くんだろう。
バイクは車両自体にライダーを防護する装置や設備を全く持たないので自分でそれなり工夫して身を守る以外にはない。たかが風よけのバイザーもそれがないと走れなくなってしまうかもしれない。たかがバイザー、されどバイザーではある。
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