5日の日経平均株価は、出だしは昨日の反発で買いが先行したが、北のバカ大将リスクは依然影響力があるようでその後は下げに転換、ドルが安値に振れたこともあって、前日比122円44銭安の1万9385円81銭と続落して取引を終了。東証1部の出来高は16億4026万株で、売買代金は1兆9539億円。騰落銘柄数は値上がり181銘柄、値下がり1786銘柄、変わらず58銘柄だった。市場は、個人投資家が連日の下げで直近まで手掛けていた中小型株の処分売りを行い、現金比率を高める動きを進めたようだと言う。


5日の東京外国為替市場でドル・円は軟調地合いとなっている。朝方は米国時間の流れを引き継ぎ、1ドル=109円60-70銭近辺での小動きとなった。ただ、その後は前日から北朝鮮が弾道ミサイルの発射を準備しているなどと報じられたことが意識され再度リスク回避の動きが強まったため、正午過ぎには109円18銭まで下落。午後は上値重い展開が続く。なお、RBA(豪準備銀行)理事会は政策金利のキャッシュレートを1.50%に据え置くと発表した。豪ドル・円は目立った変化がなく1豪ドル=87円00銭付近での小動きに終始する。


今日の個別は、IHIが1%台、トヨタ、ホンダ、三菱重工、パナソニックが1%未満ながら値を上げた。しかし、優良コマツと三菱UFJは1%未満ながら値を下げた。この先も北のバカ大将問題は尾を引くだろうが、これも決着が見えないので困ったことになるかも知れない。


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