1日の日経平均株価は、米株高に買いが先行したが、その後は戻り待ちに押されるなどパッとしなかったが、最後に先物に買いが入って値を戻し、前日比45円23銭高の1万9691円47銭と3日続伸して取引を終了。その月の初日の取引が上昇するのは、16年7月から15カ月連続となった。東証1部の出来高は16億3044万株で、売買代金は1兆9028億円。騰落銘柄数は値上がり1222銘柄、値下がり663銘柄、変わらず138銘柄だった。市場は、昨日8月31日にTOPIX(東証株価指数)が日足チャートの25日線を上回り、同指数の先高期待が高まる中、出遅れ感から日経平均株価を見直す動きが強まったようだと言うが、全体にはパッとしない風情ではある。


1日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=110円00銭を挟んだ小動きが続く。前日の米国時間は弱めの米経済指標を嫌気し109円台に下落。朝方は110円前半での推移となった。その後は米8月雇用統計を前に様子見感が強く、日経平均株価も方向感のない流れとなったことで狭い範囲での展開に終始。民進党は臨時党大会で新体表に前原誠司・元外相を選出したが、ドル・円に目立った反応は出ていない。


個別もホンダと三菱UFJが1%未満と小幅に上げただけでトヨタ、三菱重工、IHI、コマツ、パナソニックといずれも1%未満の小幅な下落だった。三菱重工とIHIなど機械・重工系があまりよろしくないようだ。


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