24日の日経平均株価は、米株安で売られた後は小安いレベルでもみ合って、前日比80円87銭安の1万9353円77銭と反落して取引を終了した。東証1部の出来高は14億4222万株で、売買代金は1兆7483億円。騰落銘柄数は値上がり878銘柄、値下がり1006銘柄、変わらず139銘柄だった。市場は、前場終了時点でTOPIX(東証株価指数)が小幅安だったことから後場には日銀によるETF(上場投資信託)買い期待から下げ渋る動きがみられた。ただ、ETF買いの有無を別としても相場が上昇しなかったことからポジション調整の売りが出たようだと分析する。まあ、大きく買いに出るような状況ではないことは確かだ。
24日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=109円前半の横ばいが続いている。前日の米国時間はトランプ米大統領のメキシコとの国境の壁に関する発言を巡り低調な展開。朝方は108円80-90銭台で推移した。午前中は109円台を割り込んだことで戻りを試す展開となり徐々に上昇。正午過ぎには109円24銭を付けた。ただ、その後は米カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム(ジャクソンホール会合)を控え小幅な動きに留まっている。
今日の個別はホンダとIHIが1%未満と小幅ながらプラスを付けた。珍しいことではある。トヨタは1%台の下げ、三菱重工、三菱UFJ、コマツ、パナソニックは1%未満と小幅だった。
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