23日の日経平均株価は、ドル高、米株高で買い優勢で始まったが、買い一巡後は戻り売りに上げ幅縮小、やや持ち直すも戻りは限定的で、前日比50円80銭高の1万9434円64銭と6営業日ぶりに反発。東証1部の出来高は14億5332万株、売買代金は1兆9037億円。騰落銘柄数は値上がり1044銘柄、値下がり842銘柄、変わらず137銘柄。市場は、ほぼ寄り付き天井で陰線を引き、直近『マド』(17日安値1万9679円37銭-18日高値1万9543円13銭)埋め拒否の格好だ。外部環境が不透明で買い気が高まりにくい。下向きの5日移動平均線を上回る場面もあったが、終値では回復できず、次の下値メドとして上向きの200日移動平均線が意識されると相場は下げの傾向と認めているようだ。
23日の東京外国為替市場でドル・円は上値の重い展開が続いている。朝方は1ドル=109円70-80銭近辺で推移。その後は24日から始まる米カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム(ジャクソンホール会合)を控え同水準での小動きに終始した。ただ、正午前にメキシコとの国境の壁建設に関し、「トランプ大統領が国境の壁建設に向け政府閉鎖も辞さないと発言したようだ」と一部メディアが報じ、ドル安・円高が進行。一時109円34銭まで下落した。
今日の個別は、トヨタ、ホンダ、三菱重工、パナソニックが1%未満と小幅な上げ、一方、三菱UFJ,IHI、コマツが1%未満の小幅な下げで引けている。まあ、米朝関係は一触即発とまではいかないが、危なっかしいし、国内もこれと言った材料もないので米国の株価とドルに追随して上下するだろうけど、大きく上げる状況ではないので、まあ、様子見だろうか。
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