米紙ニューヨーク・タイムズは14日、米情報機関や英シンクタンク、国際戦略研究所(IISS)の専門家の分析を基に、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」のロケットエンジンがウクライナ中部ドニプロの工場で製造されたとの見方を伝えた。

 
専門家は北朝鮮で撮影された画像を基に、旧ソ連時代からICBM用に製造されている高出力の液体燃料式エンジン「RD250」系が火星14や中距離弾道ミサイル「火星12」に搭載されていたと分析。ロシア企業が技術を北朝鮮に移転させた可能性もあるという。

 
ウクライナでエンジンが製造されたとの分析に対し、同国のポロシェンコ政権で安全保障を担当する高官はウクライナの関与を「根拠がない」と否定。ロシアの情報機関が自らの犯罪を覆い隠すため「情報を流した可能性がある」との見方を示した。


ロケットエンジンなどそうそう簡単に短期間で作れるものではないから土台があったことは間違いないだろう。その土台と言えば一番手に入り易いのは旧ソ連製ロケットだろう。じゃあ、どこからと言えばソ連が崩壊していくつかの国家に分裂したからここと特定するのは難しいだろう。ロシアはウクライナと言うし、ウクライナは「それは陰謀だ。ロシアにも実物はあるだろう」と言う。実物じゃなくて設計図その他の資料と言う可能性もあるからなあ。そうなると出所はもっと分からなくなる。核弾頭や再突入体に関する技術だって分からんなあ。


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