防衛装備庁は9日、2018年度から建造する海上自衛隊の新型艦の元請けに三菱重工業を選定したと発表した。三菱重はこのところ2回連続で護衛艦の受注を逃しており、今回の選考が注目されていた。


装備庁は来年度から4年間で8隻の新型艦を建造する計画。8隻のうち最低2隻を副契約者が、残りを主契約者が請け負う予定で、三菱重、三井造船、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)が応札していた。


装備庁は要件に最も適していたとして、三菱重を元請けに、三井造船を下請けに選んだ。18年度はまず2隻分を発注。およそ1000億円を来年度予算で要求する見通しだ。


海自の護衛艦を巡っては、15年度、16年度のイージス艦受注競争で三菱重がJMUに敗退。新型艦の受注も逃すと、三菱重の造船所の稼働率が下がり、国内の建造基盤が弱体化するとの懸念が防衛省内で出ていた。


新型艦は排水量3900トンと、5000トン級の既存艦に比べて小型化したのが特徴。東シナ海で中国艦が動きを活発化させる中、建造費を従来の700─800億円から抑え、数を増やすことにしている。


防衛省も入札価格ばかり見て決めているとやばいと思ったのかな。最近落ち目の三菱重工船舶部門にも仕事が回っていいことではある。三菱重工造船部門救済の意味もあるかな。この船はつき型やあさひ型などの大型高性能護衛艦とは違う性能を落とした小型、安価ではあるが、多機能な護衛艦を狙ったようだ。それから数か。使い易い良い船になると良いが、・・(^。^)y-.。o○。


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