2日の日経平均株価は、利益確定に値が緩むこともあったが全般に米株高、ドル高で値を上げて、前日比94円25銭高の2万80円04銭と続伸。2万円台回復は7月27日以来4営業日ぶり。東証1部の出来高は17億1845万株、売買代金は2兆4510億円。騰落銘柄数は値上がり1172銘柄、値下がり719銘柄、変わらず130銘柄。市場は、為替が円安に戻し、相場のサポート要因になったが、目先的に日経平均2万200-300円台は出来高が膨らんだ水準であり、上値では売りが出やすい。アップル効果で2日の米ハイテク株は高く返ってくるとみられるが、明日は先取りに動いた点を割り引いて考慮する必要があると言う。
2日の東京外国為替市場でドル・円は株高追い風に底堅く推移している。前日の米国時間は1ドル=110円台前半を中心に推移。朝方も110円20-30銭近辺の動きとなった。その後は日経平均株価が買い優勢となったことで底堅い流れが継続。夜に米7月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計を控えていることから大きくは伸びなかったが、午後には110円48銭を付けている。なお、ユーロ・円も強含みの流れとなり、16年2月以来の131円台に乗せた。
今日の個別は三菱重工が1%未満のマイナス、トヨタはゼロで引けた。日本を背負って立つべき企業がいかんなあ。上げたのはホンダで3%に近い上げ、IHIは1%台の前半、三菱UFJ、コマツ、パナソニックは1%未満の小幅だった。まあ今後も2万円を境に上げたり下げたりの取引が続くだろう。
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