1日の日経平均株価は、円高傾向で売りが先行したが、その後は好業績銘柄中心に買われて上げに転換、上げ幅を広げて、前日比60円61銭高の1万9985円79銭と3営業日ぶりに反発。月初(第1営業日)に上昇するのは17年7月以来14カ月連続となる。東証1部の出来高は19億4453万株、売買代金は2兆6035億円。騰落銘柄数は値上がり1112銘柄、値下がり813銘柄、変わらず97銘柄。市場は、個別決算で良いものが買われ、悪いものは売られているが、差し引きでプラス。ただ、相場を引っ張るような銘柄が登場せず、日経平均が日足一目均衡表の厚い『雲』の中に入り込み、しばらくもたつく可能性があると言うが、個別で日経平均が上がるのではなく方向感を持って上げていかないと上値をつかめないだろう。



1日の東京外国為替市場でドル・円は一時、6月15日以来の1ドル=110円を割れとなった。前日の米国時間はトランプ米大統領がホワイトハウスのスカラムチ広報部長解任を受けリスク回避のドル安・円高が進行。朝方は1ドル=110円前半で推移した。その後も110円台前半の低調な流れが継続。午前11時過ぎには109円99銭を付けた。午後は下げが一服し。110円10-20銭台中心の推移が続く。なお、RBA(豪準備銀行)は政策金利のオフィシャルキャッシュレートを市場の予想通り1.50%に据え置くと発表。豪ドル・円は瞬間的に上下へ動いたが、すぐに戻している。


今日の個別は全勝かと思ったらパナソニックが2%台と大きく下げた。第一四半期の決算がパッとしなかったようだ。上げは三菱UFJが2%台、トヨタが1%台、ホンダ、三菱重工、IHI、コマツは1%未満の小幅だった。経済も方向感が比しいところだけねえ。


日本ブログ村へ(↓)