31日の日経平均株価は、ドル安で売りが先行、個別銘柄狙いで巻き返すも上値が重く、前週末比34円66銭安の1万9925円18銭と小幅ながら続落。東証1部の出来高は23億3455万株、売買代金は2兆9067億円と拡大した。これは、東芝が8月1日付で東証2部に指定変更となるため、225銘柄に新規採用のエプソンの指数連動型ファンドへの組み入れなどに伴うもの。騰落銘柄数は値上がり685銘柄、値下がり1266銘柄、変わらず72銘柄。市場は、指数を動かす要因は見当たらず、全般は様子見だ。決算を受けて好業績が確認された銘柄を中心に物色され、指数よりも個別株を重視。しばらくこうした状況が続くだろうと言う。
31日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=110円台で上値の重い展開が続いている。北朝鮮が29日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に成功したと発表しことなどが影響し、週明けのドル・円は110円に低下して始まった。FRBの早期利上げ期待が後退していることや日経平均株価が売り先行となったことが加わり、その後も低調な流れが継続している。なお、朝方発表の6月鉱工業生産は前月比1.6%増と市場予想を上回ったが反応はなし。また、中国国家統計局が発表した7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.4と市場予想51.5を下回ったが、やはりドル・円に特段の動きは出ていない。
個別では三菱重工が大きく値を落としているのは売り上げが伸びたが、MRJの開発費負担などで利益が凹んでいるかららしい。仕方がないだろうけど5回の納期延期はちょっと厳しいかも、‥(^。^)y-.。o○。IHI、三菱UFJも1%未満の小幅ながら値を落としている。一方、ホンダが1%台と値を伸ばした。トヨタ、コマツ、パナソニックも1%未満ながら値を伸ばして引けている。決算を見ながらの個別物色ではなかなか株価は上向かないな。
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