参院予算委員会で25日、加戸守行前愛媛県知事が、自身の発言を報道しないメディアや「行政がゆがめられた」と主張する前川喜平前文部科学次官に矛先を向けた。文部官僚として官房長まで務めた加戸氏は、前川氏の先輩に当たる。

 
自民党の青山繁晴氏は、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画を審議した10日の閉会中審査について、朝日新聞や毎日新聞などが「ゆがめられた行政が正された」などの加戸氏の発言をほとんど報じなかった経緯を踏まえ「加戸さんがいなかったがごとく扱われた。メディアや社会の様子をどう考えるか」と加戸氏にただした。

 
加戸氏は「メディア批判をして勝った官僚、政治家は誰一人いない。せんないことだ」としたうえで「報道しない自由があるのも有力な手段、印象操作も有力な手段。マスコミ自体が謙虚に受け止めていただくしかない」と皮肉った。さらに加戸氏は「あえて申し上げなければならない」と、問わず語りでテレビ取材を受けた際の出来事を披露した。

 
加戸氏の説明によると、取材は、事前に前川氏を取材した映像を見せながら加戸氏に見解を問う形式で行われた。この中で、加戸氏が第1次安倍晋三政権で教育再生実行会議の委員になった理由を、前川氏は「安倍首相が、加戸氏に加計学園の獣医学部設置を教育再生実行会議の場で発言してもらうために頼まれた」と発言した。加戸氏は「そんはなずはない」と笑い飛ばし、この場面は報道されなかったという。

 
教育再生実行会議の場で加戸氏が獣医学部新設を要請したことは事実だが、加戸氏は24日の衆院予算委員会で「表門からは入れないから」と、苦肉の策の発言だったと説明している。

 
加戸氏は25日には、前川氏を「そこまで想像をたくましくしてモノを言う人なのか。安倍首相をたたくために、そこまで全国に流れるテレビの取材に応じ、私の取材ができなければ、ナマで流れていたかもしれない。自分の後輩ながら精神構造を疑った」と振り返った。

 
また、「私は前川氏を買っているが、なぜ虚構をテレビで話すのか。その後も、想像が全て事実であるかのごとく発言をしている。それが国民をそういう方向に持っていくことになると危惧している。そのリスクを冒してまで作り話をしなければならない彼の心情が理解できない」と前川氏を痛烈に批判した。

 
これに対し答弁に立った前川氏は座っている加戸氏に振り向きながら「誤解だ。『総理に頼まれてその発言をした』と言った覚えはない」と述べた。加戸氏は目をつぶりながら首を横に振った。前川氏は「加戸先輩が事実を偽装するとは思わないから、誤解があると思う。チェックしていただければ分かる」と続けた。前川氏と和泉洋人首相補佐官の間で、和泉氏が「総理が言えないから」と言った言わないの水掛け論になっているが、こちらも同じ事態になってしまうのか。


まあカスゴミは目標を決めてそれに向かって情報を取捨選択して流すから今回も安倍総理が加計学園の理事長と親友だから獣医学部の設立に便宜を図って周囲はそれに忖度していろいろ動いたという構図を作ってこれに向けた情報を取捨選択して流している。親友だから便宜を図ると言うけど本当に親友だったら絶対にその類の話はしないと思うがどうだろう。親友ってそういうものだろう。それにこの問題、言うことはどれもこれも状況証拠で確証など何もない。前川氏もちょっと突っ込まれるとしどろもどろになってしまう。このおっさんの最も信用できないところは「行政が歪められた」と言うほどの重大問題であれば担当部門の他に当然のこと大臣にも報告してそれなりの対応をすべきなのにそう言うことも何もしていない。結局は天下り問題でやめさせられた意趣返しでそれに政策で勝てない野党とセンセーショナルな話題がほしいカスゴミが飛びついただけの話だろう。怪しいと言えば森友の方がずっと怪しい。もっともあれが安倍ちゃんのおかんがA級戦犯(A級・B級・C級と言うのはカテゴリーの分類で事犯の重大性ではないのだけど)で総理夫人で周囲が忖度した可能性が大だろう。ただ、籠池一家も相当に強かで食わせものではあるが、・・。まあこれも夏祭りのようなものだろうか。国会議員で政治家と言うなら政治をすればいいだろう。日本の政治家と言う人種はバカしかいないのか。まあそのバカさ加減では現時点ではさすがの野党も与党に凌駕された感はあるが、・・(^。^)y-.。o○。


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