20日の日経平均株価は、米株高が好感され、日銀の金融政策決定会合で金融政策の現状維持が賛成多数で決定されたことも支持されたのか、前日比123円73銭高の2万144円59銭、TOPIXは同11.14ポイント高の1633.01ポイントと続伸して取引を終了。TOPIXは11日に付けた年初来高値(1627.14)を6日ぶりに更新した。東証1部の出来高は16億5097万株で、売買代金は2兆1144億円。騰落銘柄数は値上がり1491銘柄、値下がり399銘柄、変わらず133銘柄だった。市場は、日銀は金融政策決定会合で現状の金融政策を維持した。現地20日に開催されるECB(欧州中央銀行)理事会での金利見通し次第では中央銀行のスタンスの違いが鮮明となる可能性もあると言うが、スタンスが違ったら何かあるのだろうか。


20日の東京外国為替市場でドル・円はジリ高となっている。前日の米国時間は医療保険制度改革(オバマケア)代替法案をめぐる不透明感からリスクオフ優勢となり112円前半から111円54銭まで下落。ただ、朝方はやや戻し111円70-80銭近辺で推移した。午前中は日銀金融政策決定会合の結果発表を前に様子見から小動きに終始。日銀は正午過ぎ金融政策の現状維持を決定すると同時に「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で物価見通しを下方修正し、物価2%目標を19年度ごろに先送りしたもののドル・円に目立った反応は出ていない。その後は日経平均株価が買い優勢となったこと小幅水準を切り上げた。黒田日銀総裁は午後3時30分から会見を行い、今の時点で追加緩和が必要だとは考えていないなどの発言が伝わったもののドル・円は小幅な動きにとどまっている。


今日は個別の銘柄はすべて上げたが、ドル円の動きに合わせたのか、すべての銘柄が1%未満の小幅で終わったようだ。もっとも上げたのは三菱重工で1%近く、その他、トヨタ、ホンダ、IHI、三菱UFJ、コマツ、パナソニックはいずれも0.5%未満の小幅だった。まあこんなものか。日銀の経済金融政策って効果があるんだろうか。何だかあまり役に立っていないような気がするが、・・(^。^)y-.。o○。


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