19日の日経平均株価は、ドル安売り先行から円高一服間で回復したが、上値は重く、前日比20円95銭高の2万20円86銭と小反発。東証1部の出来高は16億4142万株、売買代金は2兆208億円。騰落銘柄数は値上がり1136銘柄、値下がり760銘柄、変わらず127銘柄。市場は、朝方は円高でもさほど売られず、下値硬直性が大分出ている。もっとも上値も重く、もみ合い相場が長引いており、材料待ちの状況だ。仮に短期的な調整があっても、中・長期では上昇トレンドにあると強気のようだ。
19日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=112円ちょうどを挟んだもみ合いが続いている。前日の米国時間は米上院で医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の可決が困難な情勢となったことからリスク回避の動き広がり、112円前半から111円67銭まで下落。東京時間はやや戻し112円00銭近辺で始まった。ただ、日中は目立った材料がない上に日経平均株価も方向感なく推移。20日にECB理事会や日銀金融政策決定会合を控え手控え感は強く、その後も112円00銭近辺の小動きに終始している。
今日の個別は壊滅状態の中、コマツだけがプラスをつけた。コマツ、えらい。一つでも上げた銘柄があるとホッとする。しかし、IHIは1%台の後半と大きく下げ、トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、パナソニックと軒並み下げだった。市場は上昇トレンドとは言うが、これ以上上げる材料がどこにあると言うのだろうか。
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