7日の日経平均株価は、欧米株安を嫌気して売り先行で始まったが円安傾向にやや盛り返した。その後、円安一服とともに下落、そのまま下げ止まらずに前日比64円銭安の1万9929円09銭と続落。週末要因に加え、7日に米6月雇用統計、7-8日にドイツでG20サミットが開催されるなど重要イベントを前に手控え気分が強まったようだ。東証1部の出来高は16億5375万株、売買代金は2兆2732億円。騰落銘柄数は値上がり455銘柄、値下がり1471銘柄、変わらず95銘柄。市場は、為替が円安にフレた割には指数の戻りは限定的だった。上値が重く日柄にしろ値幅にしろ調整の可能性がある。ただし、中長期的な上昇トレンドは変わらず、今晩の米6月雇用統計の結果とともにETF(上場投資信託)の分配金捻出に絡む大きな売り需要が一巡すると見られる来週火曜日以降の動きに注目したいそうだ。
7日の東京外国為替市場でドル・円は堅調地合いが続いている。朝方は欧米株安などを受け1ドル=113円前半で上値の重い展開。その後も午前10時の仲値公示までは小幅な動きとなった。ただ、午前10時過ぎに日銀が国債買い入れで残存5年超10年以下を前回から500億円増額したことや、長期を対象に指定する利回りで無制限に国債を買い入れる「指し値オペを通告したことが伝わりドル・円は上昇。一時113円83銭を付けた。午後は米6月雇用統計や20カ国・地域(G20)首脳会議を前に113円台後半の小動きが続く。
個別ではトヨタと三菱重工が小幅ながら値を上げている。下落傾向のところ、こうして値を上げる銘柄があるとホッとする。パナソニックはこのところ上げが続いたせいか、下落幅が大きい。コマツも1%台でやや下落幅が大きい。ホンダ、IHI、三菱UFJは1%未満の小幅だった。考えてみればトヨタ、三菱重工、コマツはもうずい分と長く持っているんだなあ。その間、トヨタは8千円から2,700円まで上下したし、三菱重工も800円の上から270円くらいまで上下した。コマツは買った時が990円だったのが3千円近くまで上げている。専っ実、コマツの人に、「うちの株価も1500円ほどまで下げましてご迷惑をおかけしました」などと言われたが、そんなこともあったのかなと言う感じだった。株はなかなか物語があって面白い。
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