5日の日経平均株価は、前場で下落して2万円台割れから円伸び悩みや日銀のETF買い機体で買いが先行して前日比49円28銭高の2万81円63銭と反発。東証1部の出来高は17億9461万株、売買代金は2兆4503億円。騰落銘柄数は値上がり1329銘柄、値下がり550銘柄、変わらず143銘柄。市場は、日銀のETF買いが入り、買い戻しを誘ったと見られる。日経平均は2万円台を保ち、下値の堅さがうかがえる。直近、日中のボラティリティ(変動率)は広がりつつあるが、引け値ベースでは小幅であり基本的には週末の米雇用統計などイベント待ちの様相だとか言うが、市場の意見と言うのは意味がよく分からん時が多い。
5日の東京外国為替市場でドル・円は往って来いの展開となっている。早朝は北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験で弾頭を大気圏に再突入させる技術が検証されたと発表したことや、米国務長官による「米国と同盟国への脅威の新たな高まり」との発言を嫌気し、1ドル=113円を割り込んだ。その後も日経平均株価が売り優勢となったことでドル安・円高が進行。また、韓国国防省高官が「北朝鮮は6度目の核実験を実施する可能性が高い」との考えを示したことが伝わり、午前11時ごろには112円80銭まで下落した。午後は日経平均がプラス転換したことや米長期金利の持ち直しでドルの押し目買いが流入。113円台を回復している。
今日の個別はなかなかいい結果だった。先ず下げた銘柄が一つもない。トヨタ、三菱重工、コマツの御三家が1%台と値を伸ばしている。ホンダ、IHI、三菱UFJ、パナソニックは1%未満だが悪くない伸びではある。しかしいずれにしても王芸株価や為替を睨んでの取引で国内にこれと言った材料はないようだ。
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