6月17日未明、静岡県南伊豆町の石廊崎(いろうざき)から約20km沖合で、米海軍のイージス駆逐艦・フィッツジェラルドとフィリピン船籍のコンテナ船が衝突。イージス艦の右舷が大きく損傷し、乗組員7名が死亡するという痛ましい事故が起きた。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏が解説する。
「現場は海上交通が非常に混雑する地域。イージス艦の対空レーダーは高性能ですが、航海用レーダーは民間のものとほぼ同じ。夜間に見張りが立って双眼鏡で見るのも民間の船と変わりません。
また、船体を軽くしてスピードが出るようにしているため、船首は頑丈でも側面の装甲はそれほど厚くない。コンテナ船が3倍以上のトン数だったことも惨事の理由のひとつです」
今回の事故で日本の防衛にはどんな影響が出るのだろうか?
「日本周辺で、BMD(弾道ミサイル防衛)に対応するSM-3を発射できるイージス艦は米海軍第7艦隊に7隻、海上自衛隊に4隻。そのうち4分の1は補修や休養のために稼働できないため、1隻欠ければギリギリの運用を強いられます」
こんなときにミサイルが飛んでこないことを祈るばかりだ。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏が解説する。
「現場は海上交通が非常に混雑する地域。イージス艦の対空レーダーは高性能ですが、航海用レーダーは民間のものとほぼ同じ。夜間に見張りが立って双眼鏡で見るのも民間の船と変わりません。
また、船体を軽くしてスピードが出るようにしているため、船首は頑丈でも側面の装甲はそれほど厚くない。コンテナ船が3倍以上のトン数だったことも惨事の理由のひとつです」
今回の事故で日本の防衛にはどんな影響が出るのだろうか?
「日本周辺で、BMD(弾道ミサイル防衛)に対応するSM-3を発射できるイージス艦は米海軍第7艦隊に7隻、海上自衛隊に4隻。そのうち4分の1は補修や休養のために稼働できないため、1隻欠ければギリギリの運用を強いられます」
こんなときにミサイルが飛んでこないことを祈るばかりだ。
現代の軍艦は装甲が薄いも何も装甲など装着していない、良いところ電子機器を守るためのスプリンター防御程度でそれもケブラーなどの繊維を使っている。現代の軍艦は早く目的海域に進出して遠距離で敵を撃破してさっさと引き上げてくるのが最高の運用で敵と舷舷合い摩す接近戦など想定外なので良いところ二重構造と水密区画を増やす程度の防御しかしていない。あんなでかいコンテナ船と衝突すればどんどん壊れるようになっている。戦艦大和だって装甲防御しているのは必要最小限の部分で他の部分はぶつかれば壊れるようになっている。衝突しても壊れないような軍艦を作ったら多分海に浮いているのがやっとで走ることもままならない船になってしまうだろう。
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