28日の日経平均株価は、欧米株安なので売りが先行、一巡後も踏み止まれず、大引け前に先物に売りが出て、前日比94円68銭安の2万130円41銭と4日ぶりに反落。東証1部の出来高は19億2007万株、売買代金は2兆4293億円。騰落銘柄数は値上がり503銘柄、値下がり1383銘柄、変わらず112銘柄。市場は1ドル=112円台へ円安が進んでもそれを材料に買いを進める訳でもなく30円足らずの配当落ち分すら埋められず、買い気の弱さがうかがえる。目先的な話だが、前日のほぼ十字足に続き、この日は上ヒゲの長い陰線となり、上値の重さが気になると弱気のようだ。
28日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=112円台前半の動きが続いている。前日の米国時間はドラギECB(欧州中央銀行)総裁のタカ派的と捉えられる発言を受けユーロが上昇。波及する形でドル高・円安が進み一時112円46銭と5月17日以来の高値を付けた。ただ、東京時間に入ると利益確定売りが進んだことや日経平均株価が低調な流れとなったことで下落。正午前には一時112円00銭を付けた。午後は米10年債利回りがジリ高となったことを受け、112円37銭まで切り返している。なお、ユーロ・円は1ユーロ=127円84銭と16年4月以来の水準まで上昇した。
今日の個別は日経平均が下げた割にはホンダとIHIが下げただけだった。蛭田は小幅だがIHIは1%台とやや大きい。上げたのは三菱UFJが2%台と大きく上げている。トヨタ、三菱重工、コマツ、パナソニックは1%未満の小幅だったが、パナソニックは年初来高値を更新している。三菱UFJ,IHI,パナソニック辺り売り払うか。
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