22日の日経平均株価は、ダウは下落、ナスダックは上昇、ドルも上げたが、主にもみ合いに終始して方向感が出ず、前日比28円28銭安の2万110円51銭と続落して取引を終了した。東証1部の出来高は15億5040万株で、売買代金は2兆771億円。騰落銘柄数は値上がり992銘柄、値下がり876銘柄、変わらず152銘柄だった。市場は、手掛かり材料難の中で方向感が出づらかったが、押し目買いで売りを吸収する展開が継続すると見られ、15年6-8月にもみ合いとなった2万500円前後の水準が意識されそうだと言う。


22日の東京外国為替市場でドル・円は軟調地合いとなり、19日以来となる1ドル=111円を割れとなった。前日の米国時間は原油安などが影響し上値の重い展開が継続。朝方は111円台前半で推移した。午前中はドル売り優勢の地合いが続き、一時110円94銭まで下落。岩田日銀副総裁による物価上昇の高まり方が緩慢であることは認めざるを得ないなどの発言が伝わったものの、ドル・円は特段の反応を示していない。午後は目立った材料がなく111円00銭近辺の小動きが続く。


個別ではトヨタと三菱UFJが1%未満と小幅ながら値を上げている。逆に三菱重工、コマツは1%台の下落、ホンダ、IHI、パナソニックは1%未満の下落だった。パナソニックは下落しながら年初来高値を更新している。他人様頼みの展開ではこんなものだろう。


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