19日の日経平均株価は、欧米株高を後ろ盾に買いが先行して前週末比124円49銭高の2万67円75銭と続伸。2万円台回復は9日以来6営業日ぶり。東証1部の売買代金は1兆9867億円と5月30日以来ほぼ3週間ぶりに2兆円を割り込み、出来高は14億8469万株。騰落銘柄数は値上がり1414銘柄、値下がり508銘柄、変わらず97銘柄。市場は今週は特段のスケジュールはなく為替の安定が相場をサポートしたと見られる。ただ、買い上がる材料は見当たらず指数は値固めの動きになるのではないか。一方でテーマに乗る中小型株は玉回転が利いており個別株物色は続くだろうと言う。
19日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=111円00銭を挟んだもみ合いが続く。朝方は110円後半で推移。午前8時50分発表の5月貿易収支は2034億円の赤字と市場予想433億円の黒字を下回ったが、目立った反応は出ていない。その後、日経平均株価が買い先行となったこともあり午前10時の仲値公示に向けて上昇、一時111円13銭を付けた。ただ、以後は111円丁度近辺の小動きとなっている。なお、国内各メディアは前日から安倍政権の支持率急落を報じたが、ドル・円に対する影響は限定的。
個別ではトヨタ、ホンダ、パナソニックが1%未満の小幅な下落、トヨタはルマンで負けたからか。そしてホンダはF1の不調が祟ったのか。上げたのは超優良銘柄のコマツが2%台、三菱重工、IHI、三菱UFJは1%未満の小幅だった。日経平均の上げ幅にしてはあまりパッとしなかったようだ。
日本ブログ村へ(↓)