16日の日経平均株価は、ドル高で買いが先行、2万円台を付ける場面もあったが、ドル高一服や週末要因もあって利益確定に食われて、前日比111円44銭高の1万9943円26銭と5日ぶり反発。東証1部の出来高は22億8556万株、売買代金は3兆1900億円。騰落銘柄数は値上がり1237銘柄、値下がり652銘柄、変わらず129銘柄。市場は日経平均2万円乗せ後は上値が重いが、25日線がサポートラインになっている。もうしばらく日柄調整を挟むかもしれないが、それを経て再度上に向かうイメージだ。ただ、外国人買いが入らないと上には行きにくいと言う。まあ、今の状況だとこんなものだろう。


16日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=111円台前半を中心に推移している。前日の米国時間は好調な米経済指標などを受け上昇し、朝方は110円80-90銭で推移。日経平均株価が買い優勢で始まり、ドル・円は111円台を回復した。その後は日銀金融政策決定会合を前に様子見気分が広がりもみ合いに終始。日銀は午前11時54分頃に金融政策の現状維持を発表。年間80兆円程度としている資産購入ペースも維持した。ただ、市場予想通りの内容でドル・円の反応は限定的。午後は黒田日銀総裁が午後3時30分から始まった会見で2%の物価目標を達成するまで現行の金融緩和策を継続するという発言をしたと伝わり一時111円37銭まで上昇した。日銀もあまり知恵がないなあ。


今日の個別はトヨタがプラマイなし。それ以外はパナソニックが2%台、三菱重工がほとんど2%、三菱UFJが1%台、ホンダ、IHI、コマツが1%未満の小幅ながらすべて値を上げて引けている。2万円台を守れなかったというが、今の経済の状況では1万9千円台の後半を行ったり来たりでこんなものだろう。


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